障害者支援施設 大牟田恵愛園

電話番号 0944-51-8750(FAX 0944-51-8749)
住 所 〒836-0895 大牟田市新勝立町3丁目5番地15
メール keiaien@lily.ocn.ne.jp
種 別 障害者支援施設(多機能事業所)
設立年月日 2017年4月1日
定 員 生活介護事業作業型・活動型(計45名)
就労継続支援事業B型(15名)
施設入所支援事業(33名)
平均工賃 就労継続支援事業B型の平均工賃53,307円 ※ 2019年度実績

大牟田恵愛園 (就労の場)

電話番号 0944-51-8775(FAX 0944-51-8776)
住 所 〒837-0922 福岡県大牟田市大字今山4368-3
メール keiaien-imayama@chic.ocn.ne.jp
種 別 障害者支援施設(多機能事業所)
設立年月日 1983年4月12日

運営方針

障がいがあろうがなかろうが、一人の人間として対等に生きていける社会の実現に向けて、私たちは次のことを目指します。

(1)就労の場
働きたいと希望する人たちが働く機会を得て、働く権利が保障されること。そして、単に働く場が保障されるというだけではなく、そこでの就労が、働く者としての働く喜びや自己実現につながっていく事を目指します。一般就労を希望する利用者に対しての支援を行います。

(2)自立支援の視点
自分の意思で自分らしく生活していくこと(自立)を支援していきます。

(3)主体的な生活の場として
障害を持つ人たちが、自分たちの生活の場を、自分たちの意思で作っていくことを目指します。

(4)あたり前の生活の場として
集団生活としての管理的な部分はできるだけなくして、一人一人が尊重される生活の場を目指します。

(5)エンパワメントの視点
管理・教育的視点ではなく、その人が本来持っているすばらしさや力に自ら気付き、自分らしさを取り戻していけるよう支援していきます。

(6)地域との連携
施設の中だけの限られた人間関係ではなく、地域社会のいろんな人たちとの出会いを大切にして、「共に生きる社会」の実現にむけて活動していきます。

事業内容

(1)就労継続支援事業B型(定員15人)
障がいのある方々の働く場です。工賃については最低賃金の1/2以上を目指しています。(平均工賃53,307円 ※ 2019年度実績)
作業内容:クリーニング(白衣等のプレス・アイロン、私物等)

(2)生活介護事業(定員45人)
◯ 作業型
障がいのある方々が自分のペースで働き、活動していく場です。作業型では、日中の活動は働くことが中心ですが、日常生活の介護サービス(入浴・食事・更衣等)やレクリエーション等も行っていきます。私物のたたみ、タオルやおしぼり等のたたみの作業を行っています。
作業内容:クリーニング(タオル・おしぼり等)

◯ 活動型(なないろ)
障がいのある方々の希望を大切にして、さまざまな活動をしていく場です。活動型では、自立支援の視点を大切にしながら、作業・パソコン・交流や日常生活の介護サービス(入浴・食事・更衣等)やレクリエーション等も行っています。

◯ スマイルクラブ
障がいの重たい人たちの安らぎの場、部屋にこもられている利用者、他者との関わりが少ない利用者等が、少しでも生き生きと元気に活動できる場を目指す。押し付けず、ゆったりと、またそれぞれのペースを尊重しながら、希望されるプログラムを組み立てながら行っています。
 【共通事項】
リハビリテーション、介助(入浴、トイレ、食事等)の生活支援

(3)施設入所支援事業(定員33人)
障がいがあり、施設での生活を希望される方々に住まいの場を提供。介護が常時必要な方への介助、自立に向けた取り組みが必要な方は、日中活動の場と連携を図り支援していきます。

(4)短期入所(ショートステイ)
自宅で介護を行っている方が病気などの理由により介護を行うことができない場合に、障害のある方に短期間入所してもらい、入浴、排せつ、食事のほか、必要な介護を行います。

(5)日中一時支援
一時的に預かり、見守り等の支援を行うことにより、日中における活動の場の確保やその家族の就労支援、介護負担の軽減など図ることを目的とした事業です。

(6)その他の活動・支援内容
◯ DM
大牟田恵愛園ではボランティアや行事などを通して、地域の方と利用者の方との出会いを大切にしています。DMの意味は、従来の「何かしてあげる」というイメージが強いボランティアという言葉ではなく、共に出会い、学び合っていくという意味を込めてDeai(出会い)Member(メンバー)の頭文字を取り、活動の名称を「DM」と名付けました。共に出会い、共に活動を行っていけたらと考えています。DMは誰でも登録ができ登録後、機関紙「かわらばん」を発送させていただきます。ボランティアや行事の情報もあります。

◯ 見学者、実習者(実習生・施設利用者など)、ボランティアについて
大牟田恵愛園では見学者・実習者・ボランティア等の積極的受け入れを随時行っています。 見学・実習・ボランティア等を通して、大牟田恵愛園利用者の方と地域の方、学生の方、ボランティアの方などが接することで、障害のある方について知ってもらう場、障害のある方が地域の生活について知ることが出来る場を持つことが出来ます。

◯ 施設内ヘルパー
自立に向けた支援として、快適な生活環境を自ら整える為に、計画性、意思決定力を養い、他者との人間関係を高める事を目的とします。スケジュールについては、利用者と話し合いの上、必要な時間配分を組み立てます。

利用方法

相談・申請類の提出
・利用者は市区町村の障害福祉担当窓口や相談支援事業者に相談します。
・サービスの利用を希望する場合は、市区町村の障害福祉担当窓口に申請します。

行事紹介

大牟田恵愛園では、社会参加や余暇活動を充実させる目的で、様々な行事を実施しています。また、利用者の方々の意見や希望を取り入れ、主体的に参加されるよう利用者を含めた実行委員会を立ち上げ、共に楽しめるような内容を計画しています。

◯ 恵愛まつり
「恵愛まつり」は1984年から開催されていた「開園祭」が1992年から名称が変更された催しで、法人設立から毎年開催しています。「共に生きる出会いを求めて」を恵愛まつりのテーマとしていますが、私達はこの催しを通して障がいがあっても無くても共に生きていける、本当の意味で豊かな社会の実現を願って、本テーマを毎年掲げています。恵愛まつりでは食品バザーや物品バザー、福祉物産展、ステージイベント、抽選会、ゲーム大会などの催しを行い、毎年たくさんの方々にご来場いただいています。「恵愛まつり」には2つの目的があります。1つ目はバザーの収益金を当法人の障がい者支援事業に活用することです。これまで地域での住まいの場や働く場の創設に繋がりました。2つ目は障がいのある方々と地域の方々との交流の場(出会う場)として位置付けています。

◯ 旅行(二泊旅行・一泊旅行・日帰り旅行)
日帰りと一泊旅行とそれぞれの希望により選択できるようにしています。各コースから選べるようになり長時間の移動が難しい方や温泉にゆっくり入りたい方等の互いの要望に応える事が出来ています。また、最近では障がいが重度であっても行きたい場所が自由に選択できるように二泊旅行を取り入れました。(今まで東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンや京都嵐山など)

◯ お花見
毎年お花見シーズンには、いろいろな桜の名所に出かけて、お花見や食事、ゲームなどを楽しんでいます。最近では、施設の敷地内でバーベキューをする年もありましたが、とても好評でみなさん楽しまれています。

◯ グルメの日
普段、外食に行く事ができない障がい者の方に少しでもプロの美味しいものを食べてもらいたいという思いから始まった企画です。この行事をみなさん楽しみにされてあり、毎回メニューを決める際は大変盛り上がります。今まで、ステーキ、お寿司、イタリアン等がありました。

◯ ショッピング
自分の生活に必要なものを自分で選び、自分でレジに並び購入する。この当たり前の経験ができなかった障がい者が多いなか、近くのスーパーに出かけて買い物をする事業です。

◯ 目的別お楽しみデー
1グループ5〜10人の人数でビアガーデン、花火、バイキング等に行きました。初めて花火を見る人もいて嬉しそうに話をされていました。この行事で、一人ひとりのニーズを実現できればと思います。

TOP