障害者就労・自立支援センター たんぽぽ

電話番号 0944-51-8807(FAX 0944-51-8806)
住 所 〒836-0816 大牟田市八本町100-9
メール tanpopo@sea.ariakenet.com
種 別 障害福祉サービス事業(多機能事業所)
設立年月日 2007年1月1日
定 員 就労継続支援A型 10名
就労継続支援B型 17名
就労移行支援   13名(サテライトオフィスを含む)
平均賃金 就労継続支援A型の平均賃金121,290円 ※ 2022年度実績
平均工賃 就労継続支援B型の平均工賃48,612円 ※ 2022年度実績
就職実績 126人(職場定着率95%)※ 2023年6月時点

運営方針

私達は、全ての人が、1人の人間としてお互いに対等に生きていける社会の実現の為、障がいのある方々の自立と社会経済活動への参加を促進し、必要なサービスを適切に行います。

(1)就労の場として
働きたいと希望する障がいのある方々が働く機会を得て、誇りを持って働ける場であること、さらに、地域社会であたり前に生活が出来るように賃金(工賃)保証していくことを目指します。また、働く者としての働く喜びや自己実現につながっていくことを目指します。

(2)一般就労移行支援
一般就労を希望する障がいのある方々に対して、ハローワーク並びに関係機関と連携しながら職業準備訓練・企業内作業・職場実習等を実施し、一般就労を目指します。

(3)自立支援の視点
「自分の意思で自分らしく生活していくこと(自立)」を支援していきます。地域での生活を希望する障がいのある方々には、地域生活移行に向けた取り組みを行い、地域生活の実現を目指します。

(4)エンパワメントの視点
管理・教育的視点ではなく、その人が本来持っているすばらしさや力に自ら気付き、自分らしさを取り戻していけるよう支援していきます。

(5)地域の方々とのつながりを大切にすること
お年寄りの方々、障がいのある方々をはじめ、誰もが安心して暮らしていける地域社会を目指して、地域の方々と協力・連携しながら取り組んでいきます。

事業内容

(1)就労継続支援A型(10名)
障がいのある方々と雇用契約に基づき、就労の場を提供。
(福岡県の最低賃金以上の保障)
(平均賃金121,290円 ※ 2022年度実績)
【作業内容】
弁当・レストラン事業(そよかぜ)、病院職員食堂事業、デジタル化事業、委託事業等

(2)就労継続支援B型(17名)
障がいのある方々の働く場です。工賃は最低賃金の1/2以上を目指しています。
(平均工賃48,612円 ※ 2022年度実績)
【作業内容】
弁当・レストラン事業(そよかぜ)、病院職員食堂事業、デジタル化事業、事務作業等

(3)就労移行支援(13名)※サテライトオフィス含む
企業等への就労を希望する障がいのある方々へ、ハローワーク並びに関係機関と連携しながら職業準備訓練、職場実習、求職活動、就労後の職場適応までの支援を行います。(期限2年:市町村審査会の個別審査を経て、あと1年延長の可能性あり。)

【職業準備訓練の内容】

1)たんぽぽ就労移行

①委託作業訓練
企業から受託した作業を通して、基本的労働習慣(挨拶、報連相、体力など)を身につけます。また訓練中の評価に応じて、訓練手当(満額25,000円)を支給します。

②施設外清掃作業
市内の公衆トイレの清掃をチームで行います。外での作業を行うことによる体力強化や、チームで仕事をすることによるコミュニケーション能力の向上が見込めます。また施設外清掃に参加することで一回、1,000円〜1,500円の手当を支給します。

2)たんぽぽサテライト

①資格取得講座(MOS講座)
ワードやエクセルの基本操作を学ぶことのできるMOS(Microsoft Office specialist)の資格取得講座を受講できます。外部講師による専門的な講義を実施しており、資格取得に当たっては受講料の費用負担を軽減するための補助制度を設けています。

②デザイン講座
プロのデザイナーによるデザイン講座を受講できます。AdobeのIllustratorやPhotoshopを使ったチラシやポスターの作成を通し、デザイン思考を学ぶことができます。

③コミュニケーションプログラム
コミュニケーションに関する講座やグループワークなどを実施し、コミュニケーションに対する苦手意識の軽減を図ります。講座やグループワーク以外にコミュニケーションの実践の場としてボードゲームなども取り入れております。

(4)就労定着支援
企業等へ就労した障がいのある方々へ、関係機関と連携しながら就労面と生活面に関する助言や連絡調整等支援を行い、職場への定着を図ります。

利用方法

相談・申請類の提出
・利用者は市区町村の障害福祉担当窓口や相談支援事業者に相談します。
・サービスの利用を希望する場合は、市区町村の障害福祉担当窓口に申請します。

行事紹介

職場親睦旅行(就労継続支援A型・B型)
就労継続支援A型とB型で働く利用者、並びに職員で年に1回旅行に出かけています。計画にあたっては利用者も委員として参加し、委員会の中で行先や宴会のプログラムを考えています。この旅行で仲間意識は強まり、交流が一層深まります。毎回どんちゃん騒ぎの楽しいイベントです。

企業見学(就労移行支援)
障がい者を多数雇用している企業を年に1回訪問しています。見学を行い、企業人事担当者と働く障がい当事者の声を直接聞くことにより、意欲向上を図ります。

レクリエーション
各事業別にレクリエーションを行っています。就労移行支援では「協調性」「主体性」「責任感」などを身につけるために、就労継続支援A型・B型では職場での「仲間意識」を育むために毎回内容を検討しています。これまで日帰り旅行、スポーツ大会、料理教室などの企画を開催し、楽しんできました。

たんぽぽ夏まつり
毎年7月に夏祭りを開催しています。法人の関係者をはじめ、地域のお年寄りから子どもまで、200名以上が集まる平原校区の一大イベントです。当日は生ビールや焼き鳥などの出店コーナー、バンド演奏やカラオケ大会などの催しを会場の各所で開催しています。

もちつき会
毎年12月に開催するもちつき会で1年を締めくくります。最近ではすっかり地域に根付いた恒例行事となり、地域のお年寄りから子どもまで多数ボランティアとして参加いただいています。一緒に餅をついたり、丸めたり、楽しい交流のひと時を過ごしています。

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